エナジーウィズバッテリーサービス情報

販売会社向けにエナジーウィズの品質保証部が発行しました冬から春に備える鉛バッテリー点検ガイドを掲載致します。

満充電OCV12.8V時: 電解液の氷結温度はマイナス70℃

長年バッテリーを販売していると、何回か「バッテリーが凍った!」「どうしてくれるんだ!」とお叱りのご連絡を頂く事がありました。だいたい現場に放置された建機又は置きっぱなしの農機具等です。通常バッテリーの電圧は12.8V 比重だと1.28が100%充電の状態です。エンジンがかかる最低電圧は気温20℃で12.3V 比重は1.20と言われています。電気の内容量はだいたい60%位です。放電が進むと希硫酸溶液の比重が下がり電圧も比例して下がります。満充電時の比重1.28時の氷結温度は約-70℃12.3V時だと氷結温度は約-28℃になります。更に放電が進み11.7V 比重1.10時になると-8℃でバッテリー電解液は凍ります。おそらくその凍ったバッテリーは12V以下まで放電していたはすです。電圧の管理はユーザー様の責任でして頂かなければなりません。バッテリーは工業製品ではありますが複雑な構造の機械ではありません化学反応を起こさせる仕掛けの様な物と思っていただいた方が分かりやすいかもしれません。凍った事、イコール放電が進んでいた明らかな証拠になります。

因みに電圧/比重は気温が上がると下がります。反対に気温が下がると上がります。但しバッテリーの能力は気温が下がると下がります。基本的なことこれは鉛バッテリーの特性ですので、メーカー、グレード、サイズ関係無く変わりありませんので皆さん覚えておくと良いと思います。

バッテリーを長く使ってもらうには電圧の管理が第一です。春になり気温が上がりバッテリーの調子も良くなってくる季節ですが放電が進んだまま使用していると結局のところバッテリートラブル・短寿命の原因になりますので比重と電圧の点検は重要です。

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