なぜ冬場にバッテリーがダメになるのか?
一月も下旬に差し掛かり本格的な冷え込みが続く今日この頃ですが、バッテリーにとって気温低下は能力低下に直結します。一般的な自動車用バッテリーは鉛極板を希硫酸溶液に浸し硫酸分の吸収(放電)と放出(充電)を繰り返して、エンジンをかけたり電気を供給したりしています。イメージはスポンジ(極板)に洗剤を付け泡(硫酸)を出す感じです。握って泡を出す(充電)スポンジの中に洗剤が浸透する(放電)です。この充電と放電を繰り返す事でエンジンを掛けたり、電装品に電気を供給し使った電気をオルタネーターから供給してもらいます。これが自動車で使われているバッテリーの仕組みです。充電と放電を繰り返すと鉛のペーストが脱落して極板が痩せていきます。痩せる事イコール能力の低下です。始動力(エンジンを掛ける力)は極版の総面積と電圧に比例します。JIS規格ではバッテリーの能力が25%低下したら交換を推奨しています。
気温0℃の環境下ではバッテリーの能力は気温25℃と比較すると約20%低下します。
本来バッテリーの劣化の原因は電気負荷を繰り返す事で極板に塗られた鉛ペーストが脱落して極板がやせ細り電解液が濁り内部抵抗が上がり結果寿命を迎えます。電気負荷は冬場より夏場の方が大きいので夏場の方が交換頻度が上がるはずですが、年間を通して補修需要は冬場が一番多いです。考えられる事は過酷な夏場をのりきったバッテリーが低温環境に置かれた時25℃と比べて0℃だと20%能力が低下するので本来90%(25℃環境下で)のバッテリーは70%まで低下します。よってエンジンのかかりが悪い、掛からないとなりバッテリーの交換に至るということです。
冬場の対応はむしろ夏場よりしやすい?
バッテリーの特性は気温の高い所で能力が上がり低い所で下がります。したがって気温の高い夏場にエンジンが掛からないバッテリーは本来の力を出し切っても求められるパフォーマンスを発揮できなくなった体力の限界を迎えたアスリートの様なものなのですが、冬場の場合は環境さえ整えばまだ力を発揮できるベテラン現役アスリートの可能性があります。
気温の高い環境下におくだけで能力UP!
バッテリートラブルが起こるのは長時間放置した後にエンジンか掛からないという事が多いです。それは朝気温の低い時にエンジンが掛からない又はかかりが悪いと感じる瞬間です。掛りが悪いなぁ~。と感じた時は迷わずバッテリーを交換してください。朝かかりが悪かったけど気温が上がったお昼は問題なくエンジンがかかるのでまぁ~いいか。では、大事な時に車が動かないってことになり兼ねませんから!又、凍てついた朝にエンジンが掛からなくても気温が上がれば掛かる場合もありますので時間に余裕がある場合はお昼まで待ってもう一度掛けてみてはどうでしょう?余計な経費を使わないで済むかもしれません。
餅は餅屋へ!バッテリーはバッテリー屋へ!
バッテリーは消耗品です。通常2年~3年、長くても4年以内の交換をお勧めします。最近は充電制御車、アイドリングストップ車、HV車等、車両の種類も多様化しています。バッテリーもそれぞれの機能に適した物があります。IS車に通常のバッテリーを装着して短寿命になったり、トラックに乗用車用バッテリーを装着したり、安価な物を着けてトラブルになり逆に高くついたり、わざわざ高額な物を着けたけれと期待寿命を満たせなかったりといったケースが多々あります。現在市場では様々な機種、ブランド、メーカーのバッテリーが流通していていったい何がご自身の車に適しているのか?選ぶのが難しい環境にあります。弊社は長年培った経験とノウハウを活かしバッテリー専門卸販売をしています。お得意先は全国の電装店及び自動車修理業者様です。京都市伏見区の弊社には自動車用バッテリー(国産及び外車)のほぼ全てを在庫しています。電圧の管理も社長の私が常に自らしていますので他のどこよりも自信を持ってご提供しております。お急ぎの時は当日配達もしておりますので是非お問い合わせください。餅は餅屋へ!バッテリーはバッテリー屋へ!
みな様によろこんでもらえる会社を目指して日々活動しています。

